木造新築を建てたい方にとっては、「木造住宅の新築にはどのくらいの予算が必要なのか」や「どのくらいの予算でどんな家が建つのか」が知りたいと思います。新築予算の考え方は年収や土地の有無、自己資金など様々な要素があり、算出するのは難しいものです。
ここでは、住宅ローンの借入額からの予算の考え方や返済負担率などからの新築予算の考え方について説明します。
住宅ローンの毎月返済額から予算を考える
住宅ローンを使って新築する場合、返済額の基準は年収に占める割合が25%以内ならあまり負担がなく返済ができる金額になります。現在、アパートにお住いの方で家賃と同等の返済額なら予算を算出しやすいため、毎月返済額と借入額を試算してみました。
※フラット35のローンシミュレーションより算出
毎月返済額から借入額とは
- 毎月返済額 8万円→借入額2,239万円
- 毎月返済額 10万円→借入額2,799万円
- 毎月返済額 13万円→借入額3,638万円
- 毎月返済額 15万円→借入額4,198万円
【フラット35】 借入期間:21年以上35年以下
9割超 金利は年1.430%を基準
新機構団信付きの【フラット35】等の借入金利水準(2019年11月)
取扱金融機関が提供する金利の範囲と最も多い金利で計算
年収から借入額を算出する
現在、サラリーマンである場合は年収からの借入額の算出もできます。
- 年収300万円→借入額2,099万円
- 年収350万円→借入額2,449万円
- 年収400万円→借入額3,265万円
- 年収450万円→借入額3,673万円
※世帯年収にすれば借入額も大きくなります。※金利は年1.430%を基準
フラット35を利用する場合、融資率(自己資金の有無)や団信加入の有無などによって金利が変わります。借入額は、各個人ごとで変わりますので、上記表はあくまで試算となります。
新築にかかる諸費用の予算も算出しておく
新築の本体工事や付帯工事にかける予算だけでなく、引越しや新生活への費用などの様々な出費があります。貯金をすべて使って新築を建てるのはオススメしないので、余裕を持った資金計画ができるように予算を考えましょう。
沖縄南部で木造新築に必要な予算の概算する
ちゅらきやホームでは、中級グレードで30坪の木造住宅の新築なら1950万円(坪65万円)で建築することができます。すでに土地をお持ちの方であれば、毎月の返済額が10万円以下であっても、価値のある良い家を建てることができます。
土地から購入する場合の予算とは
現在、土地を持っておらず、土地購入から新築を検討する方へ、参考までに沖縄南部の基準地価を記載しておきます。
西原町25万円/坪
与那原町、糸満市、八重瀬町で21万円/坪
南城市が11万円/坪
※基準地価なので、実際の販売価格とは差異があります。
車社会の沖縄では駐車場は必須なので、車二台の駐車をするなら最低35坪以上は確保していた方が良いでしょう。
※ちゅらきやホームの新築の際は駐車場2台分の土間コンクリートの舗装込みで提供します。
木造新築で予算オーバーが起こる原因とは
予算を建てる際に、よくある予算オーバーしやすい原因をピックアップしました。
本体価格のみで予算を立てる
木造新築の費用が、本体価格2,000万円だった場合、多くの方は「2,000万円で新築できる」と勘違いしてしまいますが、実際は、本体価格に加えて約20~30%程度の付帯工事費や諸費用がかかる場合があります。そのため、本体価格が2,000万円(税抜)の場合、新築総費用は20%~30%を加えた2,600万円~2900万円(税込)の新築予算が必要になります。
プランニング途中で要望を追加する
注文住宅は自由度が高い分、プランニング中に、「もっとパントリーを広くしたい」「造作家具をつけたい」「ロフトが欲しい」など、要望が増えていきます。自分たちの要望をどんどん詰め込むと、あっというまに大幅な予算オーバーになったということがあります。家づくりは夢が膨らみやすく色々な要望が出てきます。限られた予算で満足できる家を作るためにも家の優先順位をしっかりと持ってプランニングしていきましょう。
オプションを追加したいくなる
家の中だけを考えてプランニングしてひと段落すると家の外にも要望が広がってきます。そこでオプションが気になる方も多いです。たとえば「広いウッドデッキが欲しい」、「屋根付き駐車場が欲しい」、「綺麗な庭を作りたい」など、オプション追加で予算が増える原因となります。初めにプランニングする際に、家の外の希望も出しておき、優先順位をつけておかなければ、予算計画の立て直しが必要になるので注意ください。
新しい家具家電が欲しくなる
木造新築で綺麗な部屋の中に、今まで使っていた古い家具家電を置くと、見栄えが悪くなると考えてしまい、引越しのタイミングで買い替えをしたいと思います。そのため、家具家電の買い替え費用も必要になってきます。新築予算を抑えるには、最低限必要不可欠なものだけの購入に絞りましょう。
木造新築の予算はゆとりをもって計画しましょう
木造新築の予算については、何を優先したいのかによって、先に予算を確保する項目が変わってきます。住みたい場所を優先するなら土地の購入費用から決める。建物優先であれば建築費用から予算を考えると、自分の希望する木造新築への道筋が見えてきます。満足いただける木造新築ができるように私たちもお手伝い致します。
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