沖縄の新築住宅に平屋の建築を希望する人が増えています。当社でもお客様がご希望の平屋の新築について多くのご相談を承っています。平屋が人気の理由として、移動がとても楽、バリアフリーに対応しやすい、地震に強いなどあります。多くの方が老後の生活を考えて平屋を希望しているようです。しかし、平屋にはメリットだけでなく、大きなデメリットがありますので、木造新築平屋を建てるために知っておいて欲しい事をここで説明します。
木造平屋のメリットとは
家の中の移動が楽
木造平屋のメリットは移動が楽なことです。高齢化社会となり、バリアフリーを希望する方が増え、平屋の間取りが優先されているようです。特に建て替えを希望する方やシニアの方は寝室やベランダなどが2階にあると移動が困難なため平屋を希望されています。
地震や震災の不安があるため平屋を希望する
木造平屋は2階建てより基礎面積が大きく、構造がシンプルのため地震や台風などの災害に強いです。万が一の地震や災害時の避難もしやすいのが平屋のメリットです。
メンテナンス費用が安い
家を良い状態で長く住むには、メンテナンスが必要です。特に外壁塗装のメンテナンスを行う場合は足場を組んで塗装を行うため、100万円以上の出費がかかる場合がありますが、平屋の場合は足場を高く組む必要がないため、外壁塗装のメンテナンス費用は安く抑えられます。その他にメンテナンスや修理が必要な際にも工事がしやすいのがメリットです。
騒音の心配がない
木造住宅の2階建てでは下の階への騒音が気になります。しかし、平屋であれば騒音の心配がありません。
生活がしやすい木造平屋住宅ですが、実際に木造平屋を建てる方が少ないのはデメリットも大きいからです。次に木造平屋住宅のデメリットについて説明します。
木造平屋のデメリットとは
広い土地が必要
木造平屋住宅と木造2階建ての住宅を建てる場合、同じ延床面積で建築するなら広い土地が必要になります。30坪の延床面積にするなら2階建て住宅は建坪15坪で建てられますが、平屋の場合は30坪必要です。広くて条件の良い土地が見つかりにくく、土地の価格が上がっている現在では平屋より2階建てを建築する方が多いです。
木造平屋は建築費用が高くなる
木造平屋と2階建て住宅で同じ延床面積で建築する場合、建築費を比べると平屋の方が建築費用は高くなります。建築費用を占める部分で基礎の大きさや屋根の大きさが建築費用を上げる原因になるからです。
陽当り(採光)の確保が難しい
平屋は、建築面積が広くなるほど家の中心部は陽当りが悪くなります。長方形の平屋や全部屋に窓が設置できれば良いのですが、プライバシーを配慮した間取りや部屋数を多く取る場合は、中心部への採光と通風に配慮する必要性があります。採光のため、中庭や天窓を配置することも可能ですが施工費がかかるため、建築費は割高になります。
防犯やセキュリティー対策が必要
平屋で掃き出し窓を設置すると解放感は出ますがセキュリティーには不安があります。防犯対策として雨戸の設置や割れにくい二重ガラス、防犯フィルムの設置する必要があります。また、敷地内に入られないようにセンサーライトを設置するなど防犯対策が必要になります。
木造平屋を新築するなら立地や条件をしっかりと確認しましょう。
木造平屋の新築を検討する場合は、立地や環境によっても快適さが左右される恐れがあります。住宅地の木造平屋は、隣家からの視線が気になる場合もあります。洗濯物の干場なども考えなければいけないため、住んでみてから住み心地が悪いと感じないように、しっかりとリサーチして、建築計画を立てましょう。沖縄県南部で木造平屋を建てたい方は、お気軽にご相談ください。
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